シンガポール旅行記(9/12~16)一日目

9月の連休に有給をくっ付けて、会社の同期とシンガポールへ旅行した。
女二人、男一人。去年は同じ三人でタイへ行った。仲良くしてくれている同期。
シンガポールは三人とも初めて。近未来的な海外都市へ行くのも初めてなのでとても楽しみにしていた旅行だったので、写真と共に旅行記をしたためたいと思う。



9月12日
早朝に中部国際空港へ。
空港の中でおにぎりとお味噌汁を食べる。レジもキッチンもおばあちゃんが回しているお店だった。おばあちゃんが握ってくれる、海苔がしっとりとしたおにぎりは最高。お味噌汁は赤だし、やられてしまいそうなほど熱かった。メガネを曇らせながら飲む味噌汁は美味しい。
今回の旅は直行便ではないので、一度香港を経由。

中部国際空港→香港

行きの機中で実写版『アラジン』を拝見。劇場等でも見たことなかったので見れてよかった。
ジャスミン役のナオミ・スコットが非常に麗しく何度でも見たくなった。ちなみに一緒に行った会社の同期は、劇場でも見た上で行き帰りの飛行機合わせて5回見ていた。ホールニューワールドのシーンが何度見ても良すぎるので早くBluRayが発売して欲しいと言っていた。
ジーニー役のウィル・スミスは流石。こういう役に対するウィル・スミス×山寺宏一。これ以上の組み合わせは長年たってもまだ日本で見つかっていない。ホール・ニュー・ワールドはやはり至極。
原作のストーリーをもうすっかり忘れていたのだけど、こんなに社会的側面のある物語だったかと序盤から前のめりに観てしまった。王になることを志し真っ直ぐに生きるジャスミンの瞳に撃ち抜かれてしまう。ジャスミンと結ばれるために王になりたいのに、王の振る舞いが想像もつかずに自信をなくすアラジンの素朴さにもキュンとしてしまう。盗みや目利きや人の目を欺いて逃げることは飄々とこなして、「俺を信じて!」とジャスミンに訴えていたアラジンが、いざ好きな人を騙すことになるとしどろもどろ、どうしたらいいか分からないとジーニーに泣きつく始末。応援上映があったなら、みんな立ち上がって黄色い声を上げているだろう。
EXIT兼近くんの報道から、貧困と犯罪の関係に関して思いを馳せていたところなので、詐欺と窃盗によって生活をやり過ごすことしか出来ないアラジンを通して社会のあるべき姿を考えるなどしてしまった。これが当時のアラビアであり、現在のどこかの国であり、日本にも隠れて存在している闇だ。
『アラジン』を見終わってもなお時間があったので、『名探偵ピカチュウ』を見る。前情報ほぼ無しで、可愛らしい話かと思っていたら、こちらもなんとも深みのある映画だった。コーヒーが好きで渋好みのピカチュウが、主人公以外には可愛らしく「ピカピカ」言っているように聞こえるという設定、普段は勝気で男っぽいピカチュウがふとした時に見せる不安げな表情やあざとい表情のギャップにときめいてしまった。
主役一人と一匹を取り巻く他の演者、ポケモン達も味があってよかった。コダックが可愛い。あの子がコダックをパートナーに選ぶまでの逸話も描いて欲しかった。
二作とも、しっかり泣いてしまった。いい時間だった。

乗換は1時間ほどだったので結構タイト。
乗り継ぎに電車を利用。とても大きな空港で免税店も非常に豊かだった。

香港→シンガポール
こちらも4時間弱の移動。
MARVEL作品が充実していたので、アベンジャーズを1から見直す。アベンジャーズの登場人物はみんな愛おしく大好きだが、私は特にキャプテンアメリカが好き。真っ直ぐな正義感と他のヒーローたちと比べると比較的一般の人間に近い身体能力。時代が止まっていたこともあり、インテリ的な話に疎いのも非常に愛おしい。一人ではあまり特異な戦闘力のない彼が、他のヒーローと連携しながら力を発揮するシーンには思わず声をあげてしまう程、とても心躍る。

少し睡眠をして、シンガポールに到着。
到着時刻は約18時頃。時差は一時間なので特に辛くない。
一度ホテルにチェックインを済ませ、そのまま晩御飯を探す。

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マックスウェルホーカーセンターへ。
タクシーで向かう道中、マリーナベイサンズがライトアップされた景色に歓声を上げる。すごい。近未来都市だ。綺麗。すごい。
マリーナベイサンズ以外にも、綺麗な高層ビルやホテルが軒を連ねていて、東京より凄いかもしれない、と眩しく思う。愛知よりは確実に未来的で綺麗だ。

チキンライス、ラクサ、キャロットケーキを注文して三人で分け合う。タイガービールで乾杯。

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チキンライスは美味しかったのだが、骨が多すぎて食べることに疲れてしまった。
ラクサは辛さがマイルドで美味しかった。ツルツルの麺も美味しい
キャロットケーキが一番気に入った。私たちが食べたのは黒いキャロットケーキだった。あまじょっぱい味付けがビールとよく合う。何かよくわからずに食べていたけど、あとから調べたら大根餅だったんですね。大根餅もピンとは来ませんが…。

ホテルへ帰ってシャワーを浴びて、一日目は終了。ベッドの上で調べ物をしながら寝てしまい、その後友人に起こされるも、友人が真剣に恋愛話をしている間にも寝てしまって訳の分からない相槌をうって怒られた。
私はとても眠くてもはや寝てるような状態でも、眠いのがバレるのが嫌で訳の分からない相槌をうってしまう癖がある。見栄っ張りな性分が出てきてしまう。

一日目はまずこんなところ。
ほぼ映画の感想で終わってしまった。
二日目以降はもう少しシンガポールっぽいです。